この企画について

～1986年日本シリーズ広島VS西武～
この年の日本シリーズはまれにみる大熱戦だった――。

第1戦を引き分けた後、広島が3連勝で迎えた第5戦が分岐点。
西武・東尾修、広島・北別府学の投げ合いで延長戦となり、西武は10回から工藤公康をマウンドへ。
工藤は打者10人から5三振を奪う力投を見せ、12回1死2塁の後期では見事なサヨナラ打。
「投手のサヨナラ打」で西武は息を吹き返した。
その後、西武が3連敗後の4連勝。
今回はこの「奇跡の逆転劇」の軌跡を巡る。